TOP > 日本の片隅 > 福井県勝山市
鳥居の前に立つと身体が吸い込まれていくような気配がした。 苔の絨毯が広がる境内。 進むごとに次元が変わっていくようだ。 神隠しにあうのではないかという不安な気持ちも いつの間にかほどけていった。 この世とあの世の結界を感じる。 あんなに澄み渡る空気の中に、私は今まで立ったことがなかった。
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